以下の記事は、2023年に開催されたサミットを基に、2023年4月13日に朝鮮日報に掲載された記事を翻訳したものです。

原文はこちら 

「韓国スタートアップは、創業当初からグローバル進出を目指す起業家精神が本当に印象的です。グローバル・ブレインの日本300社以上の大企業ネットワークを活用し、積極的な投資とともに韓国スタートアップの日本進出を力強く支援してまいります。」(グローバルブレイン CEO 百本康彦)

9月11日、駐日韓国大使館で本紙と駐日韓国大使館の共同主催により開催された「東京スタートアップフォーラム」には、韓国のスタートアップ約30社と日本の投資会社・スタートアップ関係者など計60名以上が参加しました。
당근마켓(Karrot Market)、Upstage、Spoon Radio、H2O Hospitality、Moin など韓国を代表するスタートアップが日本市場への進出ノウハウを共有し、日本の投資家やスタートアップからアドバイスを受けました。

運用資産(AUM)が約2兆ウォンに達する日本有数のベンチャーキャピタル「グローバルブレイン」をはじめ、Z Ventures、DG Daiwa Ventures、PKSHA Capital などの日本VC、さらに Zenon Partners、Alois Ventures、Shinhan Futures Lab などグローバル投資を行う投資会社も交流に参加しました。D.CAMP、Startup Alliance Lab、KOTRA など韓国のスタートアップ支援団体も出席しました。

当日は、グローバルブレイン CEO 百本康彦氏、Spoon Radio の崔赫在(Choi Hyuk-jae)代表、そして日本ユニコーン TBM の山口大地CSOが基調講演を行いました。

崔代表は、日本市場で売上の半分以上を達成しており「現地人材を採用し、まず韓国本社で3ヶ月以上勤務してもらい、その姿勢を確認しました。日本サービスは韓国側は支援に留め、実務はすべて日本の社員に任せました」と語りました。また「日本の顧客が最初に財布を開くのは難しいが、一度開けば忠実な顧客になります」と強調しました。

TBMの山口CSOは「新技術があるからといって既存産業と競合するのではなく、互いにウィンウィンとなる提案を見つけ市場に入ることが重要です」と日本市場の特徴を紹介しました。

尹徳敏・駐日韓国大使は「尹錫悦大統領が経済団体長と会った場で自らを『1号営業マン』と呼んだ」と紹介し、「大使館もスタートアップの拠り所となり、日本市場開拓を支援する『日本の営業マン』として役割を果たします」と述べました。